WHITENING

ホワイトニング

審美治療

日本でも欧米並みに口元の美しさに関心を持つ方が増え、審美治療の分野にも関心が高まっています。口腔内や口の周囲の見た目を美しく整えるもので、広義の意味では歯列の矯正なども審美治療のジャンルに入ります。

口元は第一印象を大きく左右するとても重要な部分です。長年にわたって、コンプレックスをお持ちの方もいらっしゃいます。そんな悩みを解消するのと同時に、歯や口腔内の機能を強化していきます。

審美治療の6つの考え方

歯の形態: 口元の印象は、1カ所を治療するだけでも激変します。カウンセリングを徹底し、最適な治療方法をご提案します。

顔貌との調和: 体の中心の「正中線」に沿い、歯列の中心を合わせます。歯列と口元を最適なバランスで構成します。

唇との調和: 笑顔からのぞく上部の歯を線で結んだラインが緩やかな弧なら女性的、逆に水平なら男性的な雰囲気になります。

肌の色: 肌の色味も重要です。色の濃淡や明度、彩度などによって変わってきます。調整も万全に行います。

相対的歯冠長: 配列の計算の際には、黄金比を参考にして決定します。綿密な計算によって、最適なバランスに整えます。

歯の配列・位置: 口腔内環境を加味して、人工歯の最適な配列を決定します。ここでもバランスが大切です。

審美治療の種類

オールセラミッククラウン

金属のフレームを使用しない、天然の歯に近い透明感や生体の親和性に最も優れ、歯ぐきに優しく、細菌の繁殖もほとんどありません。汚い変色が無く、金属アレルギーの心配もありません。

セラミックメタルボンドクラウン

金属のフレームにセラミックを焼き付けて審美的な歯を作る被せ物です。強度や審美性を考えて作られます。プラスチックと違い、汚い変色が無く、細菌の繁殖もほとんどありません。

ジルコニア

高品質のセラミックを使用した修復物です。光の透過性が高く、天然歯に近い再現性があります。プラスチックと違い、温かみのある色合いで、自然に近い仕上がりが特徴的です。

ハイブリッドセラミック

セラミックと樹脂の混合素材です。金属の詰め物と違って、歯と一体化させる接着技術により治療します。歯に近い堅さ、粘りを持ちながら、樹脂よりも変色しにくい審美的な治療が可能です。

ホワイトニング

歯の表面をコーティングしているのがエナメル質です。
喫煙や飲食の影響で、汚れが付着しやすいのが特徴です。この汚れを除去し、歯の白さを復活させるのがホワイトニングによる施術です。
専用のホワイトニング剤という薬剤を使用して、付着物を分解します。

ホワイトニングは「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の2種類に分類されます。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、その名の通り、自宅でできるホワイトニングです。歯科医院で作製したマウスピースに専用のジェルを入れて装着します。ホワイトニング剤が、歯の表面のエナメル質に付着した汚れを分解します。歯の表面を削るような大がかりな施術ではないので、自宅で簡単にできるのが特徴です。歯の表面の色素沈着などは、日常の正しい歯磨きでも防げません。

ホームホワイトニングのメリット

〇	時間や場所に左右されず、自宅などで手軽にできる
〇	自然な歯の色調を簡単に再現することができる
〇	光に反応する光線過敏症に悩む方でもホワイトニングができる

ホームホワイトニングのデメリット

×	オフィスホワイトニングに比べて歯を白くするまでに時間が必要
×	人によってはホワイトニング剤の味や香りが気になってしまう
×	自己管理が必要でマウスピースの脱着をする必要が生じる

当院がホームホワイトニングを勧める理由

ホームホワイトニングは、歯科医院へ来院の必要がなく、自宅で自分の都合に合わせてできます。地域によっては、通勤・通学などの日常生活圏に歯科医院がないケースもあります。通院の負担がないのが、当院がおすすめする大きな理由です。オフィスホワイトニングに比べ、白さの再現に時間を要しますが、白さの持続性があります。光線過敏症の方も心配ないので、万人に対応できるホワイトニングといえます。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは当院をはじめ、歯科医院で行うホワイトニングです。歯科医や歯科衛生士による治療で、医療機器を使用します。ホワイトニング剤を歯の表面に塗布し、照射器によって光を当て、薬剤の成分を活性化させます。歯の内部の象牙質の黄色部分を目立たなくすることが治療の主目的で、短時間で完了します。

オフィスホワイトニングのメリット

〇	高濃度のホワイトニング剤の使用で1回で白さを再現することができる
〇	時間の取れない多忙な方でも簡単に歯を白くすることができる
〇	自分で準備や脱着などによる手間暇がかからない

オフィスホワイトニングのデメリット

×	人によって体質で歯痛やしみることがある
×	ホームホワイトニングに比べ、歯の色が戻りやすい
×	治療時間が長くなることも想定される